This is a blend of fruit: 70% from two Castiglione Falletto crus (Villero and Mariondino) and 30% from the Giachini cru in La Morra (a wonderful vineyard situated just under Rocche dell’Annunziata, inherited by Mario’s wife). There is supreme elegance and freshness to this wine. It has an intense floral bouquet of forest fruit and damp earth, with some savoury complexity to the palate. Everything is kept tightly composed with a chalky, marine grip to the finish. Mario is not a man of hyperbole but genuinely feels it is one of the best wines he has made. Drink 2024-2045.
このワインの生産者情報
カッシーナ・フォンタナ Cascina FontanaItaly
一族の6代目にあたるマリオ・フォンタナが、母のエルダ、妻のルイザ、2人の息子エドアルドとヴァスコとともに、1995年、アジエンダ・アグリコーラ・カッシーナ・フォンタナを創設しました。わずか4ヘクタールですが、宝石のようなバローロのドメーヌです。ペルノの小村に居を構えるこのワイナリーは、カスティリオーネ・ファレット村の3つの畑(ヴァレッティ、ヴィレーロ、ポッツォ)、セッラルンガ村を超えてすぐのところにあるシニーオ村の畑、そして2008年ヴィンテージからはラ・モッラ村のガッリノットの畑にも、それぞれ区画を保有しています。マリオは出来る限り丁寧にブドウの世話をし、ワインを造り、そして必要なときには青いバンでワインの配送までしています。バローロの仕込みにあたっては伝統的方法を採用し、すべてのネッビオーロの畑からとれたブドウをブレンドしています。従って、ヴィンテージによる差のない、非常に安定した品質を保っています。マセレーションはステンレスタンクで15〜20日間、スラヴォニア産の大樽(容量20ヘクトリットル/30年使っている栗材のもの)で2年間熟成し、さらに一年間ステンレスタンクで、瓶詰め後も発売までに一年間熟成させています。
セカンドワイン的なランゲ・ネッビオーロは、畑の特徴がよく出ています。ブドウは、カスティリオーネ村のポッツォと、シニーオ村の畑からのもので、バローロよりも短期間のマセレーションのあと、大樽とフレンチオークのトノー(1000リットル程度の大きさの樽)で短期間熟成させます。ネッビオーロの入門編的なワインで、若いうちに飲んでも、10年ほど置いてから楽しむこともできるでしょう。フルボディですが洗練されたスタイルのバルベーラ・ダルバは、爽快なシニーオ村のブドウ60%と、気品のあるカスティリオーネ・ファレット村のブドウ40%から造られており、バリックの古樽で約3ヶ月間熟成されます。バルベーラの平均生産量は年僅か500ケースです。
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