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マスター・オブ・ワイン Master of Wine

ベリー・ブラザーズ&ラッドには、6名のマスター・オブ・ワインがいます。
現在、世界には368名のマスター・オブ・ワインがいますが、6名のマスター・オブ・ワインを有する会社は他には無いでしょう。ベリー・ブラザーズ&ラッドは、お客様にワインに関する最適のアドバイスをさせて頂けると自負しています。

マスター・オブ・ワインの資格 この資格を取得するには3つの試験に合格することが必要です。 
  • 理論試験 3時間の筆記試験 (栽培、醸造、ワイン・ビジネス、現代のワイン市場における問題)
  • テイスティング実技試験 世界各国のワインのブラインド・テイスティング 12のワインを3セット
    (品種、生産地、品質、スタイル)
  • 1万字の論文 受験者が選ぶ国際ワイン市場に関するテーマ

マーク・パードー MW, ワイン・ディレクター 
Mark Pardoe

ホテルとレストラン経営者の家系に育ったマークは、1978年にワイン業界に入りました。1988年からサリー州で自らワイン業を経営していましたが、2003年にベリー・ブラザーズ&ラッドに買収されてからは、ファインワイン、買い付け、そして後に卸売を担当しました。

1989年にマスター・オブ・ワインの資格を取得し、その年に試飲試験で最も優れた成績を修めた者に与えられるマダム・ボランジェ賞を英国人として初めて受賞しました。長年、インスティテュート・オブ・マスターズ・オブ・ワインで世界各国から集まる学生に対しテイスティング・テクニックについての教鞭をとり、最終的には実技試験委員会の会長に就任し、伝説ともいえるマスター・オブ・ワインのブラインド・ティスティング試験のワイン選定から試験問題作成、そして採点までのすべてを監督しました。

また、英国政府、その他ロンドンの様々な組織のワインコンサルタントも務め、ワインの選定・購入のアドバイスを行っています。ハンプシャーに広がる美しいブナの森林地帯に点在するパブに通う以外は、よくコンサートホールを訪れ、シェトランドのフィドル(民族音楽)からワーグナーのオペラまで、多種多様な音楽を楽しんでいます。

サイモン・フィールド MW, バイヤー 
Simon Field

近代言語学を学んだオックスフォード大学を卒業後、公認会計士として数年働いた後、1998年にベリー・ブラザーズ&ラッドに入社しました。オペラと旅行にも情熱を持つ彼にとって、買い付けのためにローヌやアンダルシア地方まで出向くバイヤーという仕事は適職だといえるでしょう。

ラングドック、酒精強化ワインに加え、ローヌ、シャンパーニュ、ロワールの買い付けを担当しています。2002年10月にマスター・オブ・ワインの資格を取得。2015年には、スペインワイン業界に対する貢献を称えられ、年に一度、英国とスペインから一人ずつ選ばれる Gran Orden de Caballeros del Vinoを叙勲しました。

カトリオーナ・フェルステッド MW, バイヤー 
Catriona Felstead

セントアンドリュース大学でフランス語とスペイン語の学位を取得したカトリオーナは、卒業後スペインの石油化学会社で数年勤務しました。ワインに目覚めたのを機にWSET(The Wine and Spirit Education Trust)の試験を受験し、ワイン業界へ転職しました。Oddbins社のマネージャーとして勤務し、ワイン業界での基礎固めをしっかり行った後、2007年4月にはベリー・ブラザーズ&ラッドのマーケティング部門へ入社、2008年9月にダイレクト&インタラクティヴ・マーケティング・マネージャーとなりました。2013年にバイイング部門に異動し、スペイン、ポルトガル、オーストラリア、ニュージーランド、南米の買い付けを担当しています。

カトリオーナはWSETのディプロマ試験で総合最高得点者に贈られるヴィントナーズ・カップを受賞し、見事奨学金を勝ち取りました。2012年にはベリー・ブラザーズ&ラッドで初の女性のマスター・オブ・ワイン資格取得者となり、その際には全ての理論試験で最も優れた成績を残した者に与えられるロバート・モンダヴィ賞を受賞しています。

デミトリ・ウォルターズ MW, ワイン・エデュケーター&プレゼンター 
Demetri Walters

デミトリのワインへの愛は、幼少期に端を発します。「キプロスに住む祖父はブドウ畑を持っていて、子供の頃は畑を歩き回ったものだよ。実に楽しくて、夢みたいだった。」と思い出を語ります。感情に訴えかける力をもつというワインの側面と、泥臭い栽培という側面の両方が、今日に至るまで彼の好奇心を刺激し続けているのです。

ワインとは長くつながりがあった一方で、彼のワイン業界に至るまでの経歴はユニークです。陸軍での短期の軍役、オーストラリアの牧場で牛を追う仕事から不動産物件査定、また数年はメディアとその業界でのヘッドハンティングなど多様なキャリアを築いてきました。「でも、本当に興味と情熱があるのはワインだと分かっていたから、この業界に入る口実を探していたんだ。時に人生が、人を導くことがある――私が働いていた会社の倒産。それが私が必要としていた"きっかけ"だったんだ。」

10年以上も前に入社したデミトリは、BB&Rのプライベート・イベント・ビジネスの黎明期を思い出して言います。「今と比べたらプロフェッショナリズムに欠く内容だったけれど、とにかく楽しかったよ。今は、会社の専門性がサービスの軸になっている。質の高さに確信を持って顧客と対話ができ、社会的にもこれほどの信頼が置かれている会社は他にはない。上質なサービスと食事はもちろん、なんと素晴らしい「体験」を提供しているのか、と実感してもらえるはずだよ。」

2013年にマスター・オブ・ワインの資格を取得した際の論文のテーマは、自分の原点に戻るキプロスのワイン。「東ヨーロッパ、東地中海のワイン、そして酒精強化ワインの魅力をもっと広めたいし、BB&Rの少ないながらも美しいギリシャワインも、もっと知って欲しい。でもMWの勉強から学んだ一番のことは、客観性と、学ぶべきことがまだまだ山のようにあるということなんだ。」

キャサリン・ダートMW, バイヤー 
Katherine Dart

キャサリンの食べ物とワインへの好奇心は、幼少期から彼女に様々なものを味わわせてくれた、実験的でガストロノミックな両親によって育まれました。文学と美術史の修士号を取得後、酒類販売企業のOddbinsに入社し、よく二年間はそれまでに体験したことがないほどの急激なラーニングカーヴを経験しました。マスター・オブ・ワインの資格を2006年に取得後、2013年にBB&Rの卸売専門部門フィールズ・モリス&ヴェルディンと合併することになるリチャーズ・ウォルフォードに入社しました。

現在、彼女はイタリア、アルザス、ドイツ、オーストリア、イギリスのバイイングを担当しながら、自身が最も愛するオーストリアのワイン―リースリングにとどまらず、ノイブルガー、ツヴァイゲルト、ブラウフレンキッシュなど―を楽しんでいます。余暇は二人の子供の子育てだけにとどまらず、スイミング、ランニング、ジャンプスキー、スキューバ・ダイビングなど、じっとしていられない性格の彼女らしく、休む暇もなく活動しています。

レンカ・セドラーチコヴァMW, マーケティング・マネージャー 
Lenka Sedlackova

レンカはチェコ共和国で生まれ育ちましたが、語学に興味があった彼女は、ドイツ、それからイギリスに渡りました。そこで、行きつけのワインショップにて「ロペス・デ・エレディア」との劇的な出会いをしたことから、2005年にウェブデザインの仕事からワイン業への転向を決意。独学でWSETの勉強を始めると同時に、BB&Rの卸売専門部門フィールズ・モリス&ヴェルディンに加わりました。数年後WSETのディプロマを取得後、マスター・オブ・ワインのコースに挑戦を決め、見事2016年に合格を果たしました。

レンカは卸部門のマーケティング・マネージャーを務め、エージェンシー・ワインのポートフォリオ作成や、取引先の酒販店・飲食店との仕事に邁進しています。レンカは、マスター・オブ・ワインの論文テーマにリゼルバとグラン・リゼルバのカヴァを選択するほどのスペイン好きですが、中央および東欧のユニークで素晴らしいワインや、火山地域のワインを発見したり、ブルゴーニュを堪能することも欠かしません。彼女の夫も同じくマスター・オブ・ワインの資格を持ち、仕事の外でも会話の話題はワインが中心です。