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2020ボルドー・ヴィンテージ・レポート
Bordeax 2020 Vintage Report Summary
2020ボルドー・ヴィンテージ・レポート
By Berry Bros. & Rudd Fine Wine Team
このヴィンテージリポートに興味を持ったあなたは、 「2020年ボルドーは、良いヴィンテージなのか?」と先ずを以て聞きたいことでしょう。 一言で言うと「良いヴィンテージです。」とお答えします。
さらに詳しく言えば「良いヴィンテージで、傑出したワインも出来ました!」と断言します。
BORDEAUX 2020 : FIRST THOUGHTS _ はじめに
先ずは、2020年の天候を理解する必要があります。 要約すると、和やかな冬が続いたものの、春を迎えると湿った天気になりました。 しかし5月後半に、その後に早めの開花を促す暑く、乾いた天気が続きます。さらに6月18日から8月11日までは、とても暑く、乾燥した天気が続きますが、夜間、豪雨にも見舞われます。左岸には大雨の日もありましたが、右岸ではそれに比べ比較的少ない日が続きます。収穫期は、とても暑く、乾き、9月20日以降は定期的に雨が降るようになります。そして、それが10月上旬からは続く様になりました。
結果として、和やかな冬によって、ブドウの木の生育周期が早まりました。春の雨もこの早熟傾向を加速させ、同時に地下水を補うことになります。その上、開花時期の晴天が、良い着果をもたらしましたが、その後の雨によってカビの問題が起こりました。病気の対処方法は、そのレベルと生産者の管理体制によりますが、ベト病については、オーガニックの認証を受けた生産者はその対応に苦慮することになります。
2020年の暑さと雨が繰り返した天候は、不思議な逆説を生んでいます。2020年は、間違いなく暑いヴィンテージと言えますが、早い開花を促したヴィンテージの前半は2018年、2019年よりも暖かく、真夏は比較的涼しかったと言えます。通年で見ると、2020年は暑い2018年と同じくらい暑かったのですが、2018年の夏の猛暑までにはいきません。 一方、雨は、断続的な降雨というより、急な雷雨が顕著で、2020年3〜9月の降雨量としては、直近の10年間で最高を記録しています。因みに、この降雨量は2013年をも上回り、過去30年間の平均降雨量よりも15%も多いことが分かっています。
このことは、特に土壌の貯水量が豊富な区画や水分を保つに適す粘土質土壌の区画では、8月11日までの2ヶ月の乾いた期間には、ブドウの成長に大いに役に立ちました。しかし、あるブドウ畑は干ばつの状態を呈していました。9月に入り、ようやく涼しく、穏やかな朝を迎えることが出来ましたが、それでも日中は、35℃前後まで上昇しています。
AN EARLY HARVEST_早い収穫
早めの開花によって辛口白ワイン用は、8月中旬には収穫が開始されます。メルローの収穫も9月中旬には始まりました。カベルネ・ソーヴィニョンは、その約1週間後に開始し直ぐに終了しています。10月上旬、悪天候が始まり、1ヶ月分の雨がその1週間に降りましたが、早く始まった収穫によって、一部を除き、カベルネ・ソーヴィニョンとカベルネ・フランは、ほぼ全区画の収穫はその前に終了し、こと無きを得ています。
HIGH QUALITY, LOW YIELDS_上質、低収量
結果として、非常にポテンシャルの高いヴィンテージと言えます。 しかし、3つの要因に拠り、収量が減っています。 1つ目は、カビの被害を受けた造り手もおり、必然的に彼らの収量は少なくなりました。 2つ目は、非常に乾燥している夏によって、果房のサイズは小さくまとまっています。 3つ目は、9月の暑く、乾燥した好天の中、ブドウは水分を失い、果汁と果皮の比率が一段と低くなりました。
全体的に見れば、2020年の収量は、2019と比べ10%程度少なく、その傾向は全地域に見られます。一部のプレミアムな地域に至っては、25%も著しく激減している所もありました。したがって、保水力のある粘土質土壌のメドック北部と特にポムロールでは、暑さに対し、より効果的な対処が出来たと見られます。さらに、早熟なメルローが多い地域(例えばサン・テミリオンと特にポムロール)では、早い収穫が行われたことによって、暑さと乾燥の被害を免れたところが大きいと言えます。一方、粘土質でないアペラシオン、砂や砂利質土壌の地域は被害を受けています。
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