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英国屈指のスタイリッシュなワイナリー「GUSBOURNE/ガズボーン」

「GUSBOURNE/ガズボーン」

ガズボーンは、2004年、イングランド南部、ケント州のアップルドア（Appledore）に設立されました。オーナーのAndrew Weeber / アンドリュー・ウィーバー氏が、娘の住むケント州を訪れた際、偶然にも出会った緑溢れる豊かな土地に魅了されことから全てが始まりました。
ウィーバー氏は、世界的な整形外科医として活躍し、英国、スイスそして南アフリカ・ステレンボッシュを行き来する中、ワインの魅力に目覚めました。その後、彼の地に出会い、自らの夢であるワイナリー設立に意を決したのでした。そして、その目標は、ただ一つ『世界のトップのワインと肩を並べるワインを造る』ことでした。

ウィーバー氏のフィロソフィーは、多くのシーンで具現化され、追求されています。

自社畑100%

第一に、「高品質なブドウ」への追求が挙げられます。英国には約200軒のワイナリーがありますが、商業用の畑数は800に上ります。それは、多くのワイナリーは栽培農家からブドウを購入していることを表しています。
しかし、ガズボーンでは、高品質なブドウを求め、高い投資を顧みず自社畑100%を求めた結果、現在ではケント州に60ha、サセックス州に30haの計90haの多様な土壌の畑を得ています。
そして、そこで育てられるブドウは、シャルドネ、ピノ・ノワールそしてムニエのシャンパーニュ3品種です。

珠玉のブルゴーニュ・クローン

ガズボーンが育てるシャルドネ、ピノ・ノワールは、大部分がブルゴーニュ・クローンを用います。シャンパーニュ・クローンや通常のブドウよりも収量は下がりますが、味わいの凝縮を求めてこのクローンを選んでいます。
地球温暖化によって暖かくなったとはいえ、英国という産地の高い緯度に変わりありません。その立地により日光の入射角が低く、満遍なく日光をブドウに当てるためには、畝の間隔を広く取らなければなりません。シャンパーニュでは1haあたり 8000-1万本のブドウが植えられるのに対して、英国では3000-4000本と収量も少なくなります。さらにガズボーンではブルゴーニュ・クローンを用います。
つまり1本のワインを造るために、必要な作付面積は、単純に倍以上になり、コストも高くなってしまいます。
このことからもガズボーンが、高品質であることを誇ります。

ヴィンテージ・ワイン

ガズボーンでは、フラッグシップのブラン・ド・ブラン、ブドウ3種のブレンドからエントリーレンジのブリュット・リザーヴ、そしてロゼの３つのスパークリングと共にピノ・ノワールとシャルドネの2つのスティルワインを造っています。
その中、重要なことは、ヴィンテージ・ワインのみを造っているということです。その年の作柄に関係なく傑出したレベルの作品を毎年造るためには、いうまでもなく並々ならぬ努力が必要で、複数年を混ぜ合わせるマルチヴィンテージの方が圧倒的に安全かつ効率的です。
しかしガズボーンでは、高品質なワインを追求するため、区画、品種、クローンごとに細かく収穫し、醸造を行い、原酒を200以上に分けて細かく管理しています。スタッフは、200以上の原酒をブラインドテイスティングし、研ぎ澄まされたブレンドを行い、理想の形へとデザインし、造り上げて行きます。

フィロソフィーを実現させる充実のスタッフ

創業以来、栽培には一貫してJohn Pollard / ジョン・ポラード（写真中央）が担います。彼が育んで来た土壌や区画への知験と情熱は、間違い無くワイナリーの重要なアセットとなっています。
そして醸造面では、世界の多くのワイナリーで研鑽を積んだCharlie Holland / チャーリー・ホランド（写真右）が務めます。その手腕は、IWSCにおいて三度もEnglish Wine Producer of the Yearに輝いていることが、証明しています。
さらに、英国で3人しかいない女性のマスターソムリエの1人、Laura Rhys / ローラ・リース（写真左）が、その年の特徴を最大限に引き出すため、その膨大な選別とブレンドに大きく寄与しています。

唯一無二のスタイリッシュさ

中身が特別なのはもちろん、外見も美しいガズボーン。伝統を重んじながらも、常に革新を恐れない彼らの姿勢はモダンで抑制の効いたデザインにも表れています。英国の伝統的なテキスタイル“ヘリンボーン”柄に箔押しを施されたラベルと、英国らしい落ち着いたカラートーンの佇まいは、どんなダイニングシーンにもスタイリッシュに寄り添います。ワイン好き、英国好き、そしてファッション＆アートに長けたお洒落な方に、自信を持ってギフトとしてお使い頂けます。

2004年設立の新しいワイナリーながら、2012年ロンドンオリンピック開会パーティーで、英国王室が国賓をもてなす宴席で、英国を代表するワインとして供されると共に、数多くのコンペティションで高い評価を得ています。

Blanc de Blanc / ブラン・ド・ブラン

デキャンタ誌 MOST EXCITING WINES OF 2016 最高評価を受賞。（2012ヴィンテージ）

多様性あるRose / ロゼ

ロゼは、常に最高水準の品質を得るために、そのブレンド技術の妙を体感出来ます。例えば2013年はピノ・ノワール100%。2015年はピノ・ノワール50%、ムニエ25％、シャルドネ25％のブレンドと、ヴィンテージ毎の個性を重視しつつ安定した品質を誇ります。この価格帯で、ヴィンテージ・ワインの飲み比べができるのも、ガズボーンならではの贅沢な楽しみの一つです。